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by 長田朗 | - | - | -
初ボタル
P6041267.JPG
(初ホタルの画像)
6月4日(水) 初ホタル

今日、家の周りでホタルが飛ぶのを確認しました。
7,8ぴき楽しそうにというより
寂しそうに眠そうに
ふらふらした軌跡を描いていました。
そのうちの一匹が
網戸につかまり光を放っているのを発見し
シャッターを押したのが上の写真。

何やらSTAP細胞のマウスの胎仔の写真を連想する色合い。
image.jpg
そもそも、万能性のチェックに使われているマーカーが
ノーベル賞受賞者の下村教授発見の
オワンクラゲの発行体(GFP)に由来するから
色合いが似てて当然かも。

ところで
水は直りました。
今日から文明生活が戻りました。
水のありがたみを痛感した4日間でした。

その間、家族で、
「霊泉湯」、「伊勢湯」、「いづつ湯」、「錦水湯」と
伊勢の銘泉をいくつか回ることができ
銭湯の良さを再発見できました。
行くことができなかった残る三つの銭湯にも
近々出かける予定です。
 
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鉄輪(番外編2)

(藤原新也写真集:日本景伊勢より)

6月1日(日) 鉄輪(番外編2)

彼は伊勢市内、伊勢神宮を含め
カメラを携え歩く中
あとがきによると、この場所で何か”場”を感じたという。
実に光栄な話である。
と同時に私もこの頃
不思議な感覚になることがよくあった。
心がとろけるのである。

坂の下のほうにあるのが私の田小屋で
坂の途中には岩清水の「銀名水」が湧き出ている。

不思議な感覚とは、
田小屋付近の芝の大地に寝そべると
実は「眠くなる」のである。
心がとろけるというか
地面に吸い寄せられるというか
一言でいうと「心地よい」のである。

どうせ寝不足だったのだろう、
怠け心の延長線上…などと言われると
否定する術はないが
地面に寝っ転がると
魂がとろけだすのだ。
寝るでもなく覚醒するでもない
その中間でまどろむのがたまらなく好きだった。

若いころ南米を旅したとき
いろいろな遺跡に遭遇した。
ペルーのマチュピチュ、
ナスカの地上絵
ユカタンのピラミッドなど
行けば必ず眠くなった。
あの感覚と同じ感覚を日本で感じたのは
ここの田んぼだけである。

私は、無性に藤原新也氏に
この想いを伝えたい衝動に駆られ
どう調べたかは記憶にないが
自宅に電話を入れた。
当時はポケベル全盛期で
ネット検索などSF世界の話。
多分、出版社を通じてだろう。

電話口に、奥さんらしき女性が出てくれた。
はじめは怪訝そうだったが
話を聞いていただくうちに
相槌もやわらかくなっていくのが感じとれた。
伊勢弁効果であろうか。
藤原新也氏本人は不在だった。
次作の著書の原稿執筆のため
どこかの温泉のホテルにこもって
仕事をしているという。

伝言でもと思ったのだが
驚いたことに、
ホテルの番号まで教えていただいた。
早速電話した。
緊張のあまり余裕もなく
会話というより
一方的に話を聞いていただいた。
5分ぐらいだっただろうか。
何をどう話したかよく覚えていないが
「藤原先生が訪れた私の田んぼは
 もうすぐ稲刈りです。
 新米を贈りますから是非
 召し上がってください。」
と言い残し受話器を置いたのは覚えている。

それから一月もしないうちに
高麗広のわが田んぼでとれた
コシヒカリ30キロを宅急便で送った。
   (おわり)
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水が来ない!
P5311252.JPG
(折れたバルブ)
5月31日(土) 水が来ない!

今日は、久振りの全休日。
仕事が休みの日でも、
会議、打ち合わせや会食など
予定がはいいっているが多いが
今日は予定帳が真っ白で
ゆっくりした一日を過ごす予定であった。

ところが、今日の朝、
「銀名水の水場のあたりに蛇がいた。」
との話を聞き
一応偵察がてらミニ散歩に出かけた。
蛇は案の定、その場所でじっと退治に来る人を
待つわけでもなく蛇退治は不発。
ミルキー、ヤマトの両愛犬の墓をお参りし
家に帰る途中、あるバルブの調子をチェックしていたら
いきなりぽきりとバルブの根本が折れてしまった。

我が家の水道の状況を
お話しすると上水道が来ていないのだ。
高麗広は上水道の恩恵を受けていない。
水源は各戸が独自に確保し使用している。

水源は、川水、谷水の表層水や
井戸水、ボーリングの打ち込みの地下水など
いろいろある。
我が家は、谷水である。
向かいの谷から4,5百メートルかけて
水を引いている。
家の近くに、パイプ内の泥などを抜くための
水抜きバルブがあり
破損したのはこの水抜きバルブだ。

折れた瞬間、かなりの圧のかかった
水が勢いよく吹き出し
一瞬にして全身水浸し。
現在、全開状態のため
水が一滴も来ない状態となる。

水道屋さんが来てくれるのは
月曜になりそうです。
飲料水は銀名水の湧き水を
久しぶりに汲みに行き
何とかしのげるが
風呂は無理。
P5311256.JPG
そこで、河崎の「霊泉湯」
行ってきました。
ここの湯は初めてだ。
こじんまりしていて、
よく手入れの行き届いた
心地よい銭湯だった。
P5311259.JPG
ここは、夜、ネオンの看板に
明かりがともると雰囲気ががらりと変わる。
温かそうな「湯」の赤文字と
P5311260.JPG
水の清らかさを連想させる
「霊泉湯」の青文字、
そして、癒し空間を創造させる
みどりのライン。
いい湯でした。
水が来ないという現実は
危機的な状態ですが
明日は、どこの湯にしようか
楽しみにしている私です。



 
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鉄輪(番外編1)
P5281231.JPG
(藤原新也写真集:日本景 伊勢)

5月31日(土) 鉄輪(番外編1)

還暦メモリアル旅行のプライベートの内容に
お付き合いいただいた方、本当にお疲れ様でした。
元は、20年以上前に読んだ
EPSON001.jpg
藤原新也の「鉄輪」の世界に浸りたい思いで
目的地としたことは述べたとおりだ。

実は、藤原新也氏については
個人的なエピソードがある。

彼は1994年に
「日本景伊勢」という
写真集を出版した。
藤原新也が伊勢を撮った。
見慣れた日常の街が
藤原美学のレンズを通ると
如何なる表情を見せるのだろうと
わくわくしながら買い求めた。

正直、ここだけの話だが
読み終わっての感想は
数ある彼の作品の中で
私にとって最も印象が薄かった。
失礼な表現になってしまったが
私の鑑賞能力の低さ、感性の低さが
原因であることは言うまでもない。

読み終わって、最終ページに
全ての写真の撮影場所が
地図に落とし込まれていた。
そして、あとがきが1ページあった。

この骨太のあとがきを読むうちに
思わず「え!」と声をあげんばかりに驚愕した。

彼は伊勢に春訪れたとき
シャッターを押す”場”に出会うことがなかったが、
高麗広の仙人谷(私の田んぼ)で
その”場”を感じたというのだ。
彼が伊勢に来て
何を感じ、
何を迷い、
何に諭されたか
短い文章に濃厚に表現されていた。
一部を引用する。
******
 再び伊勢の風景に向かい合うときに持つべき姿勢についてある示唆を投げかけてくれたのである。
 それは伊勢神宮のかたわらを流れる五十鈴川沿いで撮られた数葉の写真だった。川沿いに南に向かって山道をたどり、
小さな集落を過ぎてさらにしばらく歩くと、とりたてて何が見えるでもないのに妙に胸さわぎがする一帯に足を踏み入れた。
写真行為の前提には得体の知れぬ胸さわぎを覚えることがしばしばある。写真はものを見て知覚し、それを写すだけの行為の産物ではない。写真を撮る前に、ある”場”に近づいたとき、体が何かを感じとっていることがよくあるものだ。
 西にそれる脇道がありその入り口付近がほのかに輝いていた。

*******引用終わり。

(日本景伊勢より)
その時、撮影されたのがこの一枚である。
高麗広の我が家の入口なのだ。
当時は、家も建っていない。
三反ほど、米作りをしていた。

彼は伊勢市内、伊勢神宮を含め
カメラを携え歩く中
この場所で何か”場”を感じたという。
実に光栄な話である。
と同時に私もこの頃
不思議な感覚になることがよくあった。
心がとろけるのである。
           (つづく)
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郷土力士

220px-Banzuke2[1].jpg

(大相撲夏場所の番付表)

5月26日(月)  郷土力士
昨日、大相撲夏場所が横綱白鳳の
29回目(29歳だそうだ)の優勝で幕を閉じた。
トップの画像は、その夏場所の本物の番付表だ。
実はこの中に、一人よく知っている力士がいる。
しこ名は「仲井」本名「仲井君隆」出身志摩市。
(仲井の力士情報はココ)
英心高等学校のこの春の卒業生である。
まだまだ、入門したてで
1月の初場所で前相撲をとったばかりだ。
まえ相撲とは番付外の力士がとる相撲のこと。

3月の大阪場所では、一番下のランクの
「序の口」で3勝4敗と負け越したが、
5月の夏場所では、次のランクの
「序二段」に出世。
今回、4勝3敗と勝ち越した。

英心入学当時は、気弱な少年で
自分に対して自信が持ててない印象で
覇気がなく、消極的なイメージがあった。

けれど体格は人並み外れた大きさがあり、
腕や足などはどうやったらこうも太くなるのだろうと
思うほどでかかった。

体がでかいこと、人より力が強いことに目覚め始めたのは
彼が英心高校2年のころだ。
きっかけは、週一回時間割に組まれていた
「ビジネスマナー」の授業だ。

団体行動の規律や礼儀作法も含め
伊勢のスポーツジム「ジャングルジム」経営の
三橋信之氏に特別講師をお願いした。
三橋先生のパワーリフティングを通じて
礼儀正しさや、心の強さを育む
授業を取り入れていた。

三橋マジックにより
授業を通じ仲井自らの潜在意識を
開花していただき
3年になる頃、相撲界への挑戦を
視野に入れるようになった。

初めて正式な場で相撲を取ったのは
平成25年6月30日だ。
国体の県予選があり
県内の高校生力士10人が
宇治山田高校の相撲場で
総当たり戦が行われた。

それに合わせて相撲の指導を受けていたものの
格技の経験もなく技のレパートリーも乏しく、
体を生かした押し相撲に徹した戦いぶりだった。
小兵力士のスピードある動きに
バッタリというシーンもあったが
型にはまるといわゆる「デンシャ道」。
10人中確か4位で国体出場は果たせなかったが
大健闘で感心した。


そして昨年の12月24日に、
「尾上部屋」に入門
年末の新弟子検査に合格。
初場所前に親方につれ添われ
学校を表敬訪問した時の写真がこれ。

すっかりお相撲さん教育が行き届いていて
受け答えやしぐさはお相撲さんらしくなっていて驚いた。

「一生懸命精進します。」
など彼の口から聞いたことのない
良質の回答が聞けたことも驚きだった。
相撲界の教育力に脱帽。

(左から尾上親方、私、仲井、豊田T、三橋信之氏)

相撲界は実力世界で厳しい勝負の世界。
どこまで通用するかはもちろん未知数だが、
しっかり応援していきたい。

場所中、新聞に郷土力士の記事もある。
是非、皆さんも注目して応援してやってください。





 

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鉄輪4
P5061064.jpg
(はじめに入った「上人湯」の入り口)

5月25日(日) 鉄輪4「風呂三昧」

鉄輪はいたるところに公衆浴場がある。
分布頻度は、回覧板の回る範囲程度に
一つの割合で公衆浴場はあった。

管理は地区の方々が行っていて
組合費を月1000円払っていて
組合員は入り放題。
外部の人間は、入湯料一人100円とど
この浴場も相場は決まっていた。

「上人湯」は向かいの大衆食堂のおばちゃんが
管理人らしく、食堂で100円払うと木札をくれる。
入浴中は剣道場の木札よろしく壁にぶら下げる。
P5061068.jpg
(支払い済みの証拠の木札)
でもほとんどの公衆浴場は
集金役の人すらいなく
入湯料100円は入り口の
お地蔵様のさい銭箱に入れる仕組みだ。
仏さまがご覧になっているから
ごまかす人はいないそうだ。
P5061063.jpg

田舎へ行くとよく見かける
無人の野菜売りスタンドと同じく
日本流性善説が根っこにあった。

P5061065.jpg
(上人湯の内部)
100円はえらく安いと驚いたが
見ての通りのシンプルな設備。
シャワー、鏡、ドライヤーなど
あれば便利だがなくとも済む
余計な贅肉は一切ない。
人件費もゼロ。
組合の人が輪番で掃除に来るので
ひなびた外観と構えだが
しっかりと清掃されていて清潔感はあった。

湯は、源泉かけ流しだ。
高温の温泉が
温泉成分の結晶のこびり付いたパイプから
糸のように少量ずつ流れ出ている。
光熱費も不要。

この辺りは、湯治客用の貸間もたくさんある。
風呂で話した神戸の人は、
定年退職後、鉄輪に引っ越し、家を買い、組合に入り、
現在、風呂びたりの極楽人生だと
湯けむりの中ゆったりとした口調で聞かせてくれた。

ゆっくりしたい気持ちはあったが
お目当ての公衆浴場は、まだまだあり
30分ほど楽しんで、「上人湯」を後にした。

少し坂を下ると「渋の湯」がある。

P5061072.jpg
公衆浴場に共通する点はいくつかある。

必ず、入り口にお地蔵さまがあるのだ
お行儀よくお湯を楽しめるよう
そっと見守ってくれている。

先ほども書いたが
贅肉がない。
湯に入るとは、まさにこう言うことなのかと
極めつけのシンプルと新鮮さに
納得というより、感動させられる。

愛されて使い込まれた特有の場が持つ
清潔さと快適さをどの公衆浴場でも感じた。

P5061073.jpg
(渋の湯の湯船)
渋の湯の路地を下ると「すじの湯」がある。
P5061081.jpg
(すじの湯)

小川の近くには「谷の湯」
ここは、藤原新也の写真集「鉄輪」にも載っていた。
彼が高校生のとき、旅芸人の座長さんとの出会いで
人生の方向性を諭してくれた場として載っていた。
P5061107.jpg
(谷の湯)

市営の公衆浴場もある。
市営の浴場は、税金で賄われるため
性善説にのっとった経営ができないためか
数人の職員が雇われていて
入浴切符を販売しそれに見合ったサービスをしている。
「鉄輪むし湯」は公営で
薬草を利用したドライサウナの形態。
サウナ着もいることから
500円以上はした。
他の公衆浴場とは趣が異なる。
P5061077.jpg
(鉄輪むし湯)
P5061138.jpg
(気分は藤原新也で路地を歩く)
P5061128.jpg
P5061130.jpg
(路地の地面は地熱で暖かだった。)
P5071144.jpgP5071147.jpg
別府港に停泊のサンフラワーで帰路につく。
こうして還暦メモリアル旅行は終わり
おさだ朗の人生第2幕がスタートした。

ここまで読んでくれた人、
プライベートな話にお付き合いいただき
本当にありがとうございました。
                    (完)
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鉄輪3
P5060981.jpg
(地獄蒸しのトウモロコシにかぶりつく)

5月24日(土) 鉄輪3「食べる」

まずはとにかく食べた。

ご存知のように地獄蒸しという調理法がある。
高温の水蒸気でとにかく蒸すという極めてシンプルな調理法。
泉質は食塩泉、炭酸泉だから
微妙な塩味が添えられ何を蒸しても美味。
P5061059.jpgP5061051.jpg
P5061053.jpg

この地区の大抵の家には
地獄蒸し用の地獄釜があるという。
うらやましい限りである。

(狭い路地裏の民家の裏にも釜はあった。)

お決まりの観光コース「地獄めぐり」
家内の写真掲載許可をとっていないので、
湯けむりのベールに包まれたショットをアップ。
P5060997.jpg
P5060999.jpg
エ!湯けむりが晴れたら、家内がこんな姿に!
P5061015.jpg
玉手箱や魔法使いじゃあるまいし悪い冗談でした。

年中、温泉が湧いているので光熱費がかからず
色んな動植物が飼育されていた。
ちなみに、このカバは日本最大。
P5061039.jpg
P5061016.jpg
(湯けむりが晴れると私はクジャクに変身。)
クジャクもそれはそれは美しかったです。
ワニも気持ち悪くなるぐらいうじゃうじゃいた。
P5061026.jpgP5061029.jpg
(閻魔さんと仲良くなり、その節はよろしくお願いした。)
P5061030.jpg
今回、少々悪乗りして申し訳ない。
次回は風呂三昧。
    (つづく)   
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鉄輪2

P5061102.jpg
(熱湯の温度を竹の構造物で冷却する小屋)
5月23日(金) 鉄輪2

鉄輪は別府市にある温泉の一つ。
湯けむりがこうも惜しげなく
立ちのぼる町は他には知らない。
蛇口があれば、もったいなさに
止めて歩きたいほどだ。
昼夜を問わず蒸気が沸き立っている。

街中のいたるところにある
温泉井戸は、戦いの場に見えた。
P5061101.jpg

地下から上昇してくる温泉は沸騰状態だ。
しかし、ここの温泉は
お利口さんに熱湯のまま
たゆたゆと湧き出るお行儀の良さは
持ち合わせていない。

熱水と蒸気の入り混じった気液混合体が、
地中奥深くから強圧により押し上げられ
そのエネルギーが解放された瞬間
シュウシュウというと激しい音を立てて
湯気と熱湯がほとばしる。
P5061097.jpg
(気液分離装置)
蒸気と熱湯を分けるのが気液分離装置。
町のいたるところにあり、
冷却のための石積みやタンク、
減圧のための数々のパイプ類や蒸気逃がし弁など
入り組んだ構造。
どこを見ても温泉成分の結晶の付着と腐食がみられ、
いたるところから蒸気やお湯が
激しく音を上げ漏れ出ている。
その様は、ジブリアニメにでも登場しそうな
地熱生物のようにも見えた。
P5061095.jpg
(いたるところにある気液分離装置)
しかし、一つ言えることは
底知れぬエネルギーは
当たり前のことだが
見事にコントロール下にあった。
漏水や腐食も想定内であり
長い時間の流れと人の知恵が
見事に有益にこの荒馬を乗りこなしてきた。

私は、南米の牧童ガウチョたちのことを連想した。
荒々しい野生馬を
巧みなムチさばきと
野生馬の習性を熟知した技により
彼らにとって
有益な道具としてコントロール下に置く。

(牛車の右の2mほどの柱が野生馬の調教に使われる)

(より良い牧草地へと牛を追っていく)

(自らの手足の如く馬を扱う)

(投げ縄の様子)

(鞍ズレで尻の皮がむけ、腰が浮いているころの私)

次回は「鉄輪3(食べる)」
           (つづく)   
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鉄輪(かんなわ)1
EPSON001.jpg
5月22日(木) 鉄輪1

藤原新也、
日本を代表する写真家であり
作家でもある。
独特の感性で現実を切り取り
独特の文体でその切口を深く掘り下げる。

彼の作品を読まれた方も多いでしょうが
隠れファンも多いと感じている。
彼の作品の話題を上げると
実は私も、……と逆に
熱き想いを聞かせていただくことがある。

代表作ではないが「鉄輪」という
作品の印象が、脳裏に色濃く残されている。
彼の少年期の自伝風な展開と
鉄輪温泉の何気ないたたずまいと
登場する人物やエピソードが織りなす
「藤原風景」はたまらなく好きだ。
「鉄輪」は一度は訪れてみたい町の一つに
何時しかなっていた。

その機会は突然やってきた。

実は、今年の5月16日で私は還暦を迎えた。
還暦は再スタートの時期と
子供たちが祝還暦旅行を提案してくれた。
行先はどこがいいかということになり
あれこれ案は出たものの
「鉄輪に行きたい」
という本人の鶴の一声で目的地は決定。
5月5日、家内と二人で鉄輪に旅立った。

             (つづく)
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樹木希林の「私の神様」

5月16日(金)  「私の神様」

 昨日は、進富座に出かけた。
 樹木希林の「私の神様」を見たかったのだ。
 テレビやビデオでもいいのだが、
 わが町伊勢のたたずまいや神宮が
 銀幕に映し出されるのを鑑賞するのも格別な趣向だ。
 家内を誘い、19時半からの部に出かけた。

 川曳の仲間たちも何人も銀幕に映し出され、
 また、見慣れた風景も映画館で見ると
 一味違って見えるものだ。
 木曽上松の木こり親子、河崎の「つたや」さん、
 歌人の岡野弘彦氏、鳥羽国崎の海女さん…
 伊勢人としては、ご存知の内容も多いけど
 再発見の内容もきっとある。

 お時間ある人は、是非、お出かけを。

 進富座のHPはココをクリック。
 
 
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おさだ朗 おさだ朗 元伊勢市市議会議員。 詳しくは写真をクリック!
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